[コメント] インドへの道(1984/英=米)
支配する側の傲慢と、される側の卑屈は、互いに蔑みと不満を溜め込み麻痺を生む。なまじっかの知性ために英国人に憧れを抱きつつ、だからこそ抑圧に甘んじて屈折するインド人エリート医師の姿に、一筋縄ではいかぬ差別の罪深さを見出すD・リーンの見識の高さ。
(ぽんしゅう)
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