[コメント] マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン)
天空で飢え死にした孤独な犬より自分はましだと考える少年は、すでにその時点でひと一倍「望み」を抱いているということだ。思春期の過剰な「望み」は、ときに「喪失」への不安に転化される。望みと喪失の折り合いが、自己と他者の折り合いだと知ることが成長。
(ぽんしゅう)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。