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[コメント] g@me.(2003/日)

g@me.』はマジメに楽しまなきゃ。
町田

何が最大のカタストロフって、こんなフジ系ドラマの延長みたいなスタッフ・キャストで作られた映画がこんなにも面白いってことだ。

鑑賞中、思ったことは既に他の皆様も書かれている通り。とにかく「雰囲気ゼロ」。悪い意味で時代や国籍を感じさせない。台詞も活字的でカタイ。いかにも亀山千広でございなタイアップ曲=ゼブラも寒さの極み。和製ヒップホップ云々ではなく画面にもテーマにも全然在っていないじゃない。他のBGMの使い方も甘い。場面毎に統一感のない場当たり的な音楽が流れるから前画面との繋がりがギコチない。歌も歌うらしい二代目野口五郎みたいな藤木直人と彼演じる主人公の企画するロックフェスに合せたのであろう、IZAM、石橋凌、宇崎竜童という”元ROCKER揃え”も、余裕ある遊び、というよりは無意味な固執といった感じだ。ハッキリ云って井坂聡はヘボイ。コイツは全く信用出来ない。

ボロクソ書いたがそれでもこの映画は面白いのである。後も先も井坂聡作品はもうどうでもいいが、東野圭吾作品は直ぐにでも読んでみたくなる、そういう映画。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)おーい粗茶[*] nob[*] ことは[*] トシ

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