[コメント] 馬鹿が戦車でやって来る(1964/日)
小さな悪意の総和が加虐のマスエネルギーへと変質する閉鎖集団の暴走を描いているのだが『ドッグヴィル』な不可逆的帰結ではなく安寧な寓話世界へ閉じ込めようとする。戦車というアイコンの衝撃性が殻を打破するかもと山田に期待することが間違いなのだ。
(けにろん)
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