[コメント] 小間使の日記(1963/仏=伊)
こんなふうに人々はファシズムに流れてゆくのだね、という裏テーマ?が、数々の台詞で示されているので、他の作品と比べるとずっとわかりやすい。奇人変人大会としてももちろん楽しめるけど。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ブニュエルは確か共和党でそれで国を出た(追われた)人なので、異国であるフランスでこのような映画を撮ったということはとても興味深い。
少女を犯して殺害した犯人は反共和党のバリバリの愛国主義者だった、というオチは、原作でもその通りなのだろうか…。ちょっと疑わしい。
ともあれ、非常に政治的な映画でしかもかなりストレートだったのでびっくりした。
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