[コメント] 灰とダイヤモンド(1958/ポーランド)
近景と遠景の被写体のグロテスクな意味論的対比により、カットバックに頼ることなく、一画面の中で支配=被支配の双方の生きる悲哀が音楽の対位法のように鮮やかに浮かび上がる。彫り深い照明に支えられ、トーランドを研究したと思しき撮影もトーランドを超えた。
(ジェリー)
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