[コメント] リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003/米=独=チェコ=英)
出来はいいのだが、登場キャラクターの設定は間違っている気がする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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潜水艦や屋敷などの舞台は非常に丁寧に作られているし、特撮もハイド博士の怪物化シーンや建物の爆破シーンも丁寧で迫力ある映像を造り出しているのに、なぜか見終わった後の感動が薄い。
映画自体は『Xメン』系の超人ダークヒーロー映画だが、他のヒーローは敵と戦うための過去を背負っているのに対し、この作品の超人紳司同盟はそういう背景があまりない。そもそも何のために集まり、一緒に戦っているのかが見えてこない。
(ファントム)の野望を阻止するって言っても、彼らはどちらかといえば人間とは反対側の人間で、英国政府に手を貸す理由に乏しい。そもそも、特別共通点のない小説のキャラを一同に競演させて、巨大な敵と戦わせようと言う設定自体、リアリティがないし、一人だけ巨大潜水艦を持つネモ艦長だけどうも一人だけ浮いていた。
正直、出来はいいのだが、登場キャラクターの設定は間違っている気がする。
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