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[コメント] 殺人の告白(2012/韓国)

着想だけでなく展開も奇想天外。絵づくりも含め世界観の構築が緻密。今後のジャンル映画のベンチマークと成りうる作品。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 主演の“班長”刑事に対し、あれ?そこでテレビ出演、引き受けちゃうの?と思ったシーンがあったのは確か。横暴で強引なキャラクターのテレビ局長が絶妙な役割を果たしていたと思います。映画では描かれていませんでしたが、絶対、彼も班長とグルですよね。

 見終えたあとに気づいた矛盾とまでは言えないほつれ。身体能力の高さが話の成立の上で重要な要素になっていました。班長は100mを11秒台で走るし、真犯人は柔道をやっていた。とは言え、元プロボクサーでアジア王者という設定のパク・シフが最強だったのではないか。パンチ一発で真犯人をKOしていてもおかしくないはず・・・。

85/100(15/02/01記)

(評価:★4)

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