[コメント] 新宿マッド(1970/日)
凄い副題だね・・・。こんなのに該当するよなシーンあったっけ? 記憶にない・・・。
「あさま山荘」など、繰り返し全共闘(団塊)世代を取り上げる若松孝二。どこかこの「革命」世代にシンパシーを感じていた。しかし同時に、十ほど年上で、しかも映画監督という現場を持つ彼は、彼らの頭でっかちな青臭さに危惧も感じていたのだ。彼らと噛み合わない論争を繰り広げる田舎の郵便局員の親父さんは、若松監督の代弁者だ。
現場を持たない若者の観念論は、空虚で愚かしい。最近のスウェーデンの十代の女の子の事例を取り出すまでもない。私たちは、すでにそういうことをよく知っている。
75/100(19/12/10記)
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