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[コメント] ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米)

ヘドウィグの歌はある意味で『ムーランルージュ』の歌詞よりも愛がこもっていて、そして哲学的である。 2002年5月5日劇場鑑賞
ねこすけ

「凄い」としかいいようがない。

見る前は、何に期待してたのかわからなかった。正直「性転換手術に失敗して、カマのロックミュージシャンの話」としか認識してなかった。

見る前に「哲学的」だとか「面白い」って声を聞いたけど、期待は膨らむどころか、ストーリーなんてどうでもいいから、あの予告で歌ってたぶっとんだ歌が聞きたい。ただそれだけで見に行ったと言っても過言ではない。

にもかかわらず、確かに歌はかっこよかった。凄い。サントラ欲しい。けど『ムーランルージュ』のDVD買ったからもう金ない(爆)

だが、この歌の歌詞がすごい。ハードロックに哲学を盛り込み、そして根本的な愛を歌っている。そうなんだ、俺たちはヘドウィグに哲学を論じてもらっているんだ

元々人は体が二つあって・・・、ヘドウィグもまたそれであり、彼女(彼?)のカタワレは一体どっちなんだ?

彼女は一体なんなんだ?こういう深いテーマを盛り込み、昔の恋人を追い求め(?)ツアーして、彼女の歌う歌にまた衝撃を受ける。

彼女の歌には「愛」がこもっている。

愛の起源ってそういうことだったのか・・・。人間ってそんなもんだったのか・・・・。

なんか自分は理解してるのかしてないのかよくわからないけど、とにかくこれだけはいえる

「凄い映画を見つけた」

ただそれだけ。軽い気持で見ても、気体して見たとしても楽しめる。

ホンとに凄いぞ、この人は。この映画は。

こんなに小難しいことを軽軽しく「歌」ってモノを使って人々に「愛の起源」を教えるヘドウィグをスタンディングオペレーションで迎えましょう!

ビバヘドウィグ!

劇場でそんなことできない人も心の中で「アンコール!」を叫んでいるに違いない☆

音楽・・・無限☆☆☆☆☆・・・・・・・・・・・

総合・・・5☆☆☆☆☆

―――追加

つーか、今日突っ込まれてわかったけど、、、哲学って何?高校一年生のねこすけはしったげにその言葉を使っていたのだった(−−;

けど、ヘドウィグの歌う歌詞の意味の深さ、言いたい事、伝えたいこと、愛、をロックにして歌うヘドウィグ・・・。

理屈こねんでもこりゃ五点でしょ。

(評価:★5)

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