[コメント] ハード・トゥ・ダイ(2000/米)
友情の芽生え? なんていう余韻を全く与えてくれないことに驚き、その繰り返しと徹底したところに感服してしまう。それは、ラスト20分、10分、5分とどんどん盛り上がってゆく展開のための抑制だったのかもしれない。
そして、余韻どころか湿度さえ感じられない乾いた感じがあった。かと言って、「冷たい」のとはどこか違う。画面の明るさ、つまりは陽の光のもとでの戦いのせいなんだろうか。天気で言うなら湿度のない晴れの日、そうとしかいえない不思議な雰囲気。
それにしても(恐怖で)言葉が震える(情けない)悪役なんて初めてだったかもしれない。
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