[コメント] セーラー服と機関銃(1981/日)
相米慎二の手のひらで映画が遊んでいる。
リアルタイム世代の私は、天下のアイドル薬師丸ひろ子を目当てに映画館に足を運んだのだが、そこには「アイドル映画」には考えられない激しい濡れ場(特にR指定というわけでもなかったと思う)や、今まで見たことないほど滑稽な三国連太郎の姿があった。
しかし、私はそのフィルムの奥に「そんなこと、はなから気にしちゃいねぇよ」と笑う相米慎二を感じ、その後は彼とともに嵐の到来を待つ決意をしたのだ。
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