[コメント] 蝶の舌(1999/スペイン)
定番通りの少年期の不安や友情や異性への想いが過不足なく綴られるが、一方で洗濯する女達や水浴する少女達等の背景描写がオリジナルで美しいのでルーティーンから免れている。不穏の予兆が顕現し急転する終盤。唐突だが胸をかきむしられる。特にお父さんに。
(けにろん)
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