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[コメント] 十二人の怒れる男(1957/米)

主観、主観、主観、これらの全ての主観的な意見が集まり真に吟味された時に、真の客観がある。
あき♪

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







つ、疲れた見ててホント久々に消耗した映画だわ。

初っ端からもう綱渡りをする様に、真実、推測、主義、主張、偏見、論理、倫理、 怠惰、衝突、思い込み、証拠、疑惑、に関して様々な人々があんな暑苦しい密室の中で、 更に熱い議論を闘わせていくモノだから、見ててもう息も出来ないほどに緊迫する。

そして、話は帰結する。

誰がどう主観的な形から見ても、一意的な客観的に適切であると言う結論に。 (でも、真実かどうかはわからない)

唸るね、コレは、ホントのめり込んで見てしまうわ。

そして、この映画を見ている時、自分がいかにのめり込んでいたかわかるのは、 実は雨が降って、議論が一段落するシーン。

ええ、私もココで煙草を一服しましたとも、ホッと一息。

ああ、疲れたびぃ〜

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (5 人)Orpheus Santa Monica スパルタのキツネ[*] Amandla![*] 緑雨[*]

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