[コメント] セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974/仏)
おもしろいさ、ああ、おもしろいよ。『欲望のあいまいな対象』はこれをヒントにしてたりして、なんてニヤニヤしちゃう場面もあったし。ラストの「おお!」といったドキドキな構成なんて、本当にもうどうしようかと思うぐらいときめいたし。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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でも同性として言わせてもらえば、あの(トウのたった)彼女たちの狂い咲いたようなはしゃぎっぷりや無遠慮さがなんとも苦手。絶対に友だちにはなれないタイプだなぁと。
だってシャワー浴びてるあいだに勝手に荷物チェックしたりさー、図書館の絵本に平気で落書きしたりさー。なんだかやることなすこと、私が大嫌いなタイプのテレビ芸人みたいなんだよねー。って、テレビあんまり見ないからよくわからないけど。でも、なんとなくそんな感じのイメージ。見ているのがつらくなっちゃうような場面が多すぎる。公園でいきなりズボン脱がされたら、そりゃ誰だってヤでしょ。とか。相手も相手だったけど。
まぁ、これはそういうところをあげつらうような映画じゃないのだろうけど。でも、それでも彼女たちの<世間にとらわれない雰囲気>とか<日常的な魔女っぷり>を見せたいなら、もうちょっと他のアイデアでお願いしたかったな、と。
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