はっきり言って、私はリチャード・ギアが大嫌いだ。どの映画でも同じ表情、自分が男前だと勘違いしているところ。すべての元凶は、演技力のなさに限る！

そんな男の恋愛物語なんか見たくもないんだけれど、あんまりにもビデオが入荷されているから思わず借りてしまった。可もなく、不可もなく。

久々にウィノナ・ライダーのかわいい姿がみれて良かった。でも、生理的に受けつけないギアのせいで、どうしても感情移入が出来ない。

映像は、ひたすらきれいだった。

脚本は最悪な部類なのではないかな？あの脚本で最後まで見せた監督は、ある意味えらいと思った。 こてこての純愛が悪いという訳ではない。前半の意味ありげなシーンが後半全く生かされていないのが問題。

シャーロットのお母さんとウィルとのエピソードが全く持ってない！ なぜ、リサと出会った後にシャーロットのところへ行って「愛させてくれ」なんて歯の浮くようは台詞になったのか疑問。

パーティ用の帽子を作ったはずなのに、被っていない！世界的名医はなんの役割だったのか？などなど。苦情は多い。

でも、ウィノナ・ライダーの表情と、映像の美しさでなんとかもっている映画。ギア＆ウィノナが不仲だったとは聞いているが、どんなエピソードがあるのかわ分からない。