[コメント] ポセイドン・アドベンチャー(1972/米)
でも、もし牧師がジーン・ハックマンではなくバート・ランカスターだったら・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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バルブを閉めてからまたちゃんと戻って来られただろうになあ・・・などと考えてしまう。
「しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」という聖書の言葉通りの、かなりキリスト教的な下敷きの濃い物語で、やはり最後は自己犠牲。
ただ、それはドラマとしての深さにはあまり関係なく、全体の構成をしっかりとさせる骨格としてだけ作用している。
つまり、その上に肉付けされた人間ドラマには聖書的な意味付けはあまり無いのだけど、見事な美術、撮影と相まって、映画としての面白さは抜群。
だったら、別にそんなに殺さなくてもいいじゃん、とも思うんだけどな。
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