[コメント] エリン・ブロコビッチ(2000/米)
細かいところでリアルな演出が、成功している映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最初にジュリア・ロバーツが訪れた家で、水質汚染の話を聞いて、子供の水遊びを飛び出していって止めさせたり、病気に苦しむ子供を抱えて苦悩する両親や、陪審員裁判できっぱり勝ちたいという原告の思いと、賠償金の支払いが10年以上先になってもいいのかという狭間で動揺したり、賠償金の「取り分」を気にする被害者などの姿は、横暴な大企業への怒りを静かだがじっくりとかき立てる。
そしてそうだからこそ、最後の方での内部告発する男性が話さずにはいられない、と声をかける様はけっこう迫力のあるシーンとなり、感動的だった。
ジュリア・ロバーツも好演。お金がなくてレストランで子供には食事させても自分は我慢したり、自分の人生を真剣に生き抜こうとしたり、3人の子供をりっぱに育てていきたいと奮闘する姿がよかった。
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