[コメント] オール・ザット・ジャズ(1979/米)
破滅的な、自己破壊的な精神を、思いきりきらびやかに撮った作品。重くて、陰惨で、世俗的で、エゴイスティックな心の有り様を、ここまでドラマとして構築して、精密に、冷徹に描きながら、しかし、破滅への情熱はどんどん熱くなっていく、という奇跡のような展開。命かけなくちゃ、ここまでのものは撮れない、というか、生きられないんだろうなー。
(エピキュリアン)
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