[コメント] 大陸横断超特急(1976/米)
誰に薦めるかって?もちろん水野晴郎でしょ。(DVD発売による再見でレビューを追加しました)
待望のDVDが発売され、本当久々にこの作品を観る機会を得たのだが、いやぁ、面白かった。これはもう水野さんだけでなく、もっともっとたくさんの映画ファンに薦めなければと、本当にそう思った。ていうか、昔は結構TVでもやってたので、これなら観たことある、懐かしいって人も実は多かったりして。
何より嬉しかったのはワイルダー&プライヤーコンビの奮闘ぶりを子どもの頃の記憶そのままに楽しめたこと。こういうことって言葉にしてしまうとただそれだけのことなのだけれど、実はなかなかないんだな。普通は大人になるとそれなりに目が肥えてしまったり、ある種の耐えがたい時代性を感じたりしてしまって、昔はもっと面白いと思ったんだけどな…というのが定番。そういう意味ではこの映画の持つ不変性はもっと評価されてもいいのではと思ったりもした。
もちろんこの映画の元ネタがヒッチコック作品にあることは知っているし、決して上等な作りでないことも重々承知はしているのだけれど、それでもこの映画にはこの映画でしか味わえない楽しさがある。だから今でも子どもの頃と同様に堂々と★5を献上したい。
追記
ちなみにDVDには広川太一郎さんの吹き替えも収録されていました。大好きなこの映画をTVで(氏の吹き替えで)何度も何度も観ていた自分には、こちらも懐かしくて懐かしくて涙モノでした。
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