[コメント] スーパーマン(1978/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
映画自体は1978年という年代の差を感じさせない王道ヒーロー映画の面白さがある、残酷だがドジで間抜けなルーサーは当時のコミックを読んでいても全くキャラがちがうのだが、この際はそんなことは些細なことだ。
映像はCGがない時代なのにどうやって撮ったのだろうかと90年代育ちの人間にとってはかなり驚愕するものがある。
だが、そんなことさえこの映画に些細なことなのだ。
この映画最大の長所はクリストファー・リーヴという人間をスーパーマンにしてしまったこと、これが最も素晴らしいのだ。
俺はマイケル・キートンのバットマンが大好きだ、だがアレ以上のバットマンはいるかもしれないし恐らくその後映画が作られればバットマンは新しくなっていくだろう。
トビー・マグワイアのスパイダーマンもそうだ、むしろ俺はあれは少しなよなよしすぎだとおもっている。
だが、俺はクリストファー・リーヴ以外にスーパーマンが出来そうな人間が想像できない。その後トム・ウェリングやディーン・ケインやブランドン・ラウスなどがスーパーマンを演じているがどうにも彼のスーパーマンが決定的だからその後のスーパーマンがどうなるかを想像できない。
それぐらい彼のスーパーマンは凄いのだ。
まるであらゆる超能力を本当に駆使しているようにみえる。
大柄な体、クラーク時のドンくささと憎めなさそれからくるスーパーマンの時の圧倒的な神々しさ・・・そして、あの全く非の打ち所のない屈託のないさわやかな笑顔である。
俺は彼以上のスーパーマンができそうにないとおもう。
地球を本当に自転させて時間を戻して人を救ってしまうことさえ彼には可能だと信じさせるサムシングがある。
クリストファー・リーヴのスーパーマンは一つのアイコンになってしまったのかもしれない。
さて、来年公開されるマン・オブ・スティールだがダークヒーロー路線のスーパーマンは果たして成功するのだろうか?
俺は・・・恐らくは成功はするんじゃないかとおもう。
だがスーパーマンはどうやってもリーブと比較されるし俺もしちゃうだろうなぁと、思っている。
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