こんなにハートをガッチリつかまれたのは古谷実の作品（『行け！稲中卓球部！』『僕といっしょ』『グリーンヒル』『ヒミズ』など）以来だ

前野のバカッ！井沢のバカッ！ビリーのバカッ！ギャロのバカッ！そして、俺のバカバカバカッ！！（･･････愛を込めて）

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男は孤独ではちきれそうなときに、自分がいつもは強がって魅せている恋しき人を求める。だけど、いざ包まれると自分が情けなくなるんだ。しかし、それでも包まれたい。弱みを見せることも強さのうちなんだと言い聞かせたりもする。けれども、そんな情けない自分を受け入れられない。ダメ男はいつもそんな葛藤を繰り返す･･････。とある心理学者は、「男女というものは好きな相手より常に優位に立とうと努力する。そのため、ついつい相手を否定的に捉えがちである。」ということを述べているが、そんな自分を痛いほど分かっているから、挙句の果てに自分まで否定してしまう。そんな気持ちも、全ては相手も自分も包んでやりたいという焦燥感から･･････

そんな、ビリーの悪循環は痛いほどよく分かるんだ。そして、そんな僕でも君はいつも包み込んでくれる･･････ダメ男の空回りした“やさしい気持ち”を少しでも感じ取って･･････

ダメ男のバカバカバカッ！

追伸

こんなにドキドキしたベッドシーンは初めてだ。俺までたくさん抱かれたよ。