[コメント] 日の名残り(1993/英=米)
寸分狂わぬ時計のように日々を過ごす男にとって、自分も含めた市井の民の運命を左右する天下国家の趨勢は、あまりに身近で展開されるがゆえに目をそらし秘匿すべき対象だった。同様に平常心を揺さぶり、かき乱す恋心に目をつぶり封印してしまった「正直男」の悲しみ。
(ぽんしゅう)
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