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[コメント] 落下する夕方(1998/日)

醸し出される雰囲気はよく、カメラに収められた風景は涙が出そうなまでに綺麗だった。しかし、自分は最後まで、「華子」という女をリカたちが何故かけがえのない存在と思うのか、全く判らなかった。
水那岐

自分がネコ嫌いであることと関係があるのかとも思うのだが。

それにしても、華子はふたりに寄生していただけだし、それどころか恋愛関係を滅茶苦茶にされて怒っても仕方のないところを、ふたりが幸福な笑顔でありつづけることは全く理解の範疇外だ。まあ、自分が付き合い下手でそういう複雑な関係を理解できないせいかも知れないが、この映画の華子は虫唾が走る。

(評価:★2)

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