[コメント] トラック野郎・望郷一番星(1976/日)
山田洋次の残虐なマドンナたちと違って、この島田陽子は他人の幸福に殉じる人間の悲壮な有り様を認知して、受け手にそれを知らしめるのである。では、どうすれば彼は救われるのか。
野上龍雄脚本は社会の広がりを想えと訴え、その具現として表れるのが60年代戦争大作のような車列の物量である。
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