[コメント] ディア・ハンター(1978/米)
「対戦国」なんかアメリカの被害者意識を描く道具に過ぎないと、歴史を捏造し自分達に都合のいい戦争を捏ち上げる姿勢は『パール・ハーバー』以上。映画のタイプ、映画の出来で誤魔化せる問題ではない。
大々的に行われた反対デモに対する「戦争に行く事になった若者のドラマだ。戦争映画じゃない」とのチミノの言訳は、ベイの「ラブロマンスだ。戦争映画じゃない」と同レベル。「日本が悪く描かれているわけじゃないもん、ベトナムなんて関係ない」という考えは持てない。
故淀川氏曰く「心なき、心のこもった映画」 なるほど同感。
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