[コメント] 男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984/日)
・オープニング 宇宙大怪獣ギララ登場! ををっ! 今回は面白そうかも〜〜〜!!! と、期待してみたんだけど、、デキとしては、 まぁ〜 そのーー 見応えの少ない回でしょうか・・?(しょんぼり) 伏線になると思われた「お守り袋」も、あまり生かされてなかったような気がしました。
〜 自分用MEMO ちょっとしたあらすじ〜
飲み屋で知り合ったエリートサラリーマン?が蒸発してしまいます。 残された奥様 = マドンナ/大原麗子に恋心をいだき、 もし未亡人にでもなったら・・ と 他人の不幸を願ってしまう寅さんは、自分自身を 「自分は醜い…」 と嘆きます。
食卓に家族が集まる小さな幸せを(言葉で)説明する寅さんもありましたが、 全体的に見所が少なかったように感じました。
今回、どちらかというと 寅さんの魅力が薄く、 逆に都会で働く企業戦士達の哀れさだけが強調されたような回でした。 残業でタイヘンな時、寅さんが差し入れたバナナだけが、少し和んだシーンかもしれません。
ぼくは、田舎に暮らしてますが、 学生という身分で、初めてお上りさんで上京し、 はじめて通勤ラッシュの山手線に乗った時の事を思い出しました。 社会人なり立てと思われる若い人から 定年間近と思われる企業戦士達が、 疲れた顔をし、 同じような格好をしているのに 言いようのない衝撃を受けました。 きっと、この人達は、(運が良ければ?)40年くらいの間、 毎朝毎晩変わらず、、、満員電車に揺られ続けてるのかなぁ・・・ と、何とも言えぬ哀愁を感じてました。 よく考えたら、「寅さんの世界」は 現在失われつつあるのですが…、 その哀企業戦士の世界は、今も変わらず続いてるんだなぁ〜・・・・・・ ああ・・なんだか また 寂しくなってきました・・・・・
2006/03月 記
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