[コメント] どん底(1936/仏)
煌めく川面やそよぐ草むらといったルノワールアイテムが木賃宿の閉塞感に風を吹き込む。その妥協を排した黒澤版がやけに傑作に思えてくるがまあこれも有りか。男爵キャラの不均衡な脚色、レストランでの大移動の過剰は歪に映画であることを示顕する。
(けにろん)
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