デンゼルさんのイコライザー的ムーブに怒りの矛先が錯綜。おまい、何がしたいねん？　ていうか、おまえがやっちまって、どうすんだ…。終盤のとまどいは、それだけではない。そもそも息子の成長譚かと思いきや、主人公の正体が知れ渡るや、意外と完成された大器豹変ぶりに、あれっ？　となってしまった。最後までラスボスとして立ってくれていたコモドゥスの不在は、マキシマスの不在より大きかったと思います。まあ、脂の乗りきったラッセルＶＳ頭角を現し始めたホアキンの対決にゃ敵わないよね。