[コメント] 眠るパリ(1923/仏)
これは、SciFiで終末モノと云っていい。前半の終末世界−パリの人々(いや世界全体なのか?)がフリーズしてしまっている状況の描き方が面白い。終末モノらしく、主人公以外の生存者が現れ共同生活をするようになる。この辺りは矢張りワクワクする。
また主人公がなぜかエッフェル塔の最上階で生活しており、このシチュエーションもあって高低感を上手く取り入れた画面が造型されている。例えば女一人を巡って男達に争いが生じるが、塔の上で喧嘩をすることになり画面にサスペンスが生まれることになる。後半、事の次第−最終兵器の使われた様子が描かれる部分は説明的でつまらなくなる。
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