[コメント] TAR/ター(2022/米)
何がどうなっているのか、何が起きているのか、具体的に示されることはなく観る者が「こういうことが起きているのだろう」と想像しながら、その不穏な雰囲気と緊張感のある画作りを楽しむ映画なのだろうなあ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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おそらくは、世界最高峰の交響楽団の首席指揮者というキャリアの頂点を極めた一人の女性が、本人もそれと気づかないままに重圧にさらされ、ちょっとした悪意ある噂によって、あっというまにキャリアを失って転落した、ということなんだろうなあ。
それにしても、その転落した姿が、アジアの片隅まで流れて行って、やっている仕事が、多分、ゲームオタクのコスプレイベントか、なんかそういうものの、生演奏の指揮者だった、ということでいいのかな。
でも本人は、それでも作曲家の意図が云々とかつてのスタイルを貫いているのね。
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