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[コメント] 千夜、一夜(2022/日)

失踪した夫を待ち続けることが最早彼女にとって生きる寄す処となっていることを淡々と日常の描写を積み重ねることで描こうとする作劇を田中裕子が漁村の生活や風景に完全同化することで受け止めている。それは尾野の挿話が作為的に感じられるほど。
(★4 けにろん)

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