グアンタナモが何のために作られたのか？ということを、簡潔に語るナンシー（ジョディ・フォスター）。そして、行われていたであろう、胸糞行為。そして、スラヒのために行動をすると「裏切者」呼ばわりされる。これが「アメリカ」。そしてそういうことから目をそらさずに、正しきことをする人々もいる、それも「アメリカ」。表裏一体の「アメリカ」に、日本人としては、ちょっと嫉妬する。

終盤に登場した「マルセイユ」の写真が泣かせる。

なんだか、抽象的なレビューになってしまいました。