[コメント] 花の中の娘たち(1953/日)
小田急線沿線と思うが、多摩川を越えたあたりが田園地帯だった時代のホームドラマ。色彩設計が丹念で、こってりとした色調で花や空が美しい。それ以上に岡田茉莉子が奇跡の輝き。当時の日本人の変化の相を示しつつ、農本主義的な視点で締めくくるのだが、その保守性を笑うのは的外れ。「平均」を描くことも映画の務めだからだ。
(ジェリー)
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