[コメント] AI崩壊(2020/日)
この手のジャンルは彼我ともに何でも出来るゆえにスリラーの均斉が保ち難い。
作者にはサイタマノラッパー3で顕著なように人の挙措で遠近感を制御しようとする癖があって、本作では演技にムラのない大沢がスリラーの均斉を温蔵しようとする自らの硬直性に引きずられ超人化してしまう再帰が見られる。高嶋政宏が全編おもしろすぎるのもこの再帰の誤爆だろう。
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