[コメント] 2人のローマ教皇(2019/英=伊=アルゼンチン=米)
これはアンソニー・ホプキンスと、ジョナサン・プライスの二人の演技力の賜物の映画です。ローマ教皇が身近に感じるようになりました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ひたすら、ホプキンスとプライスの二人の会話劇で話は進む。なかでバチカンの美しい建物や庭園が出てきて、その中で会話する。政治的な話もあり、音楽の話もあり、だからなおさら二人の演技力に左右される。そして、いいテンポで話が進むので、まったく退屈しません。
いい映画に出会えたと思います。そしてフランシスコ教皇がとても身近に感じました。もちろん、この二人の会話は実際の言葉ではなく、映画としての創作なんだそうだが、なんだか本当にそんな話をしてそうです。ビートルズのスタジオのくだりは興味深かったですね。「アビーロードスタジオ」という超有名なスタジオですが、「アビー」とは「修道院」という意味があるそうで、「アビーロード」は「修道院通り」とかになるんでしょうか?
ビートルズといえば、終盤のコンクラーベのシーンでのBGMは、「Blackbird」を宗教音楽風にアレンジしたものだった。この場面での選曲は、なにか意味があるのかちょっと知りたいです。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。