[コメント] 私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016/チェコ=ポーランド=仏=スロバキア) - 更新順 (1/1) -
ミハリーナ・オルシャンスカの鋭い眼差しだけでも観る価値がある。マチルダを大人にしたような美貌と陰鬱な感情の相反は常に不安定だが、それは終始ブレない。犯行に及んだ決定打がほしかったのだが…。 78/100 [review] (たろ) | [投票] | |
昨年のニースのテロ事件の後、手口が似ているというのでにわかに国際的な脚光を浴びた。若い女性の単独犯というのも珍しいが、性革命の時代にプラハのゲイシーンで活発だった経歴も異彩を放つ。その点、同様に(二度)映画化されたパパン姉妹のケースと比較してみるのも面白い。あちらは近親相姦、階級社会の搾取という違いがあるが。社会主義政権絡みでは、家族関係、教育事情、労使問題などの面で、チカチーロの事件が頭を過る (袋のうさぎ) | [投票] |