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[コメント] 秋のマラソン(1979/露)

この男、仕事や時間といった社会規範(世間体)には律儀だが、人の心という自己倫理(エゴ)の処理は恐ろしくルーズなのだ。貪欲と狡猾が同居する悪人ならただの嫌われ者なのだが、このルーズさが曲者で、女の惚れた欲目には「私が入り込む隙」に見えたりするのだ。
ぽんしゅう

確かにこんな変なモテ方をする奴は世間に結構いて、一方的に責め立てられて一見可哀そうに見えたりするのだが、本人はぜんぜん“疲れて”いなかったりするから、ちょっと癪にさわる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)寒山拾得[*]

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