ジャックが抱え続ける苦悩の原因が何だっていいじゃないか。ほじくり返さなくてもいい。

父親を尊敬してると思ってるかもしれないけど、13歳で自殺に失敗。父親は酒に溺れそんなことがあったことにも気づかない。自殺の失敗とともに天井から落下したファンが床に転がったまま半年も放置されている。

そんな家に生まれ、育った。

彼が人生で追い続けたもの、本当に欲しかったもの。 金でも、専属運転手でも、名声でも、自家用ジェットでもない。

アリー、お前には才能がある。誰も評価しなくても、俺だけはその才能を認めるよ。

やっと、やっと、追い求めていたもの。手に入れたかったものがそこにあった。 でも、アリー。君はどうしたいんだい？君はどこに行こうとしているの？

もう、元の君にはもどらないのかな。 僕の手が、届かなくなる。

アリー、君は最高だよ。最高なんだ。誰が何と言おうと、君は最高だ。

君は手の届かない、スターになったんだね。

ジャックが作詞した"I'll Never Love Again"が切ない。

これは最高の純愛映画。