[コメント] ビブリア古書堂の事件手帖(2018/日)
正直、栞子さんに魅力を余り感じられなかった。それよりも絹子さんを演じた夏帆が魅力的で、過去パートに入ると瞬きを忘れるくらい見入っていた。夏帆の線の細さ・表情・色の白さが際立っており黒木さんが見劣りしてしまう。食堂で本を手渡すふたり(夏帆と東出昌大)の手が美しいこと美しいこと。手が綺麗な男はなかなかいない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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稲垣=大庭葉蔵は配役から容易に想像がついた(成田凌、こういう役多いね)が、大輔と稲垣の祖父が共に田中嘉雄というオチまでは想像がつかなかった。
現代パートの「晩年」にまつわる謎よりも、過去パートの「それから」にまつわる絹子と嘉雄の成り行き(と惨めな絹子の旦那)の方が魅力的で本末転倒状態。
個人的に夏帆が好きなこともそうだが、黒木華も決して嫌いではないのにどうしたことだろう? やはり栞子というキャラクターに魅力を感じられなかったことに大きいのでは、との結論に至る。
野村周平と東出昌大の格の違いも影響したか? あくまで個人的な感想です。
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