[コメント] キャット・ピープル(1981/米)
クラウス・キンスキーの娘がナスターシャであると、今まで信じられなかったがこの作品を見てようやく納得した。野生の血が彼女にも受け継がれている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ベルトルッチみたいなヨーロッパ映画を意識して撮ったのだろうと思われるシーンが随所に見られる。これだけB級なストーリーにもかかわらずだ。豹に変身するシーンも極力下品な演出にならぬよう努力されているのが分る。監督の無邪気さ・健気さが伝わってくる。悪くない。後半になるとこけおどし的演出がやたら目についてきたので少し評価を下げた。
キャスティングがベストだ。ナスターシャ・キンスキーの美しさの中にある野性的要素が思う存分引き出されている。ストーリーを知らずに鑑賞したのだが、登場してすぐに、彼女が豹であることが予想できた。ついでにいえばマルコム・マクダウェルも登場した時点で只者ではないと分った。しかし本当にナスターシャは美しい。数多の女優の中でもトップクラスの美人だと思う。彼女が登場するだけでもはや満足感があるし、出演作に3点以下をつけるのが申し訳ないほどだ。とりあえず、この映画でも彼女の美しさを堪能できたことが最大の収穫だった。
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