[コメント] こわれゆく女(1975/米)
筋の成立は症状の亢進を前提とするが、最初から振り切れているジーナにはもはや演技の引き出しが枯渇している。活を入れるべく共同体体質のピーター・フォークがやたらと人を連れ込んでくる。
火に注がれる油はすでに炎上しているジーナには効果がなく、南伊の習俗を特異化していくばかりである。つまりこれはアンチ『グリーンブック』である。
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