[コメント] テロ,ライブ(2013/韓国)
巨大な構造物が崩れる実感を、その巨大なる感覚を維持したまま、微視的な視野で把握する作業は一種の矛盾である。モニターに映る倒壊しつつある物体が、直に破壊を及ぼすに至るまでの重々しいタイムラグが、その矛盾を乗り越え、かかる感覚を表現している。
破壊される構造物の様相を、転覆しつつある巨艦のブリッジのように表現するのも、適切であると思われる。犯人が全知全能に近いため、話はご都合主義にとどまるのだが。
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