[コメント] 天狗飛脚(1949/日) - 更新順 (1/1) -
この監督私的注目株で、新鮮な風を浴びた。主人公と飛脚屋の娘の恋愛が爽やかな底流を作る人情劇。各シーケンスが短めで軽快なリズムを刻む。大胆な全力疾走のショットが映画最大のヤマ場を盛り上げる。映像の省略が山中貞雄ばりに思い切りよいがやや粗い。 (ジェリー) | [投票] | |
クライマックスの追走劇における、テロップ(字幕)を活用して盛り上げる演出が実に巧い。丸根賛太郎はトーキー転換後の監督さんだが、サイレント活劇の演出技法を上手く使っている。 (AONI) | [投票(1)] |