[コメント] テッド(2012/米)
下品でバカな熊と大人になりきれない青年の友情(というか兄弟愛)を描いた映画、アメリカのコメディ映画のいいところが集まったような内容。だからアメリカのコメディ映画って嫌いになれない。
アメリカのバカ映画っていいところはどこかしらで主人公に成長をさせようとしている部分がいいんだよなぁ。
これが日本とかならコント番組の延長線上で描いて2時間もコントをみせられなきゃいけないようなゲンナリした気分になるんだが、アメリカのバカ映画ってダメ人間な主人公をいかに成長させるかということを描いていて真剣味を感じる。
フラッシュ・ゴードンやスーパーマン・リターンズのような失敗した底抜け超大作への愛と皮肉に満ちたオタクネタもなんとも面白い。
アメリカにはちゃんとダメな作品を貶しつつも愛するという文化があるんだな。
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