[コメント] 星の旅人たち(2010/米=スペイン)
話は現実っぽい展開で、好感が持てる良作だ。主人公の息子は40歳、観客の中には30〜50歳で自分の道を探している男、女もいるだろうし、又そんな子を持つ親もいるだろう。その双方が暖かい目で描かれている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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現実っぽいというのは、旅で知り合い同行する男と女もそうだ。減量と禁煙が巡礼目的だというが、共に本当の所は明かされない。男はラストに真剣に祈り、女は笑ってごまかす。現実はそんなものだろう。(*下記)
死んだ息子は最後迄道を見つけられずにいたのか、それとも何かやりたいことを見つけていたのか、それも分からない。親としてはいたたまれない話だが、それもよくある現実の話だろう。
何も分からない現実を素直に提示して見せた良作だ。
*ネットで見ると、この巡礼は宗教を問われないため、スポーツ、観光等で参加する人も昨今では多いようです。
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