[コメント] 運命の子(2010/中国)
権力の簒奪にあたって「一族を根絶やしにする」という発想もその方法(落とし穴! 投げ殺し!)もえげつないが、ワン・シュエチーが必ずしも憎たらしく造型されていないあたりに喜劇性の萌芽が窺える。厳しい復讐劇ではなしに、可笑し哀しい悲喜劇として語るあたりがチェン・カイコーのモダーンな解釈か。
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