[コメント] ニューヨークの王様(1957/英)
犯罪としての戦争を斬った『殺人狂時代』の大言壮語から反転して身の丈レベルで非米活動委員会を揶揄する。そこに近未来のマスメディアへの『モダン・タイムス』を彷彿とさせる意匠での風刺が加味され集大成の趣き。そしてチャップリンの哄笑芸の見事さ。
(けにろん)
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