劇場では見逃してしまったのでやっとＤＶＤで観れました。 最初の雰囲気からして子供向けかと思っていたのですが、多くの賞にノミネートされていたんでさすがに期待してました。 ただあまりにも期待を裏切られたもので…その分落胆も大きかったかな。

冒頭のところなんかは結構期待できる雰囲気出してたんですけどねえ。パパ＝ジョルジは何を隠しているの？とか、ヒューゴのパパのメッセージは？とか、イザベルとの冒険？とか…。期待できるってことは映画の質的には問題なかったんですけどね。 うーん…、ことごとく中途半端な感じに触れていたので全部がしっくりこない。期待のタネだけ蒔いてほったらかしにされたと言いますか。結果的に映画に夢を抱き、映画の素晴らしさを伝えて希望を持たせたいの？なんとなく雰囲気でいい映画だったな、って思ってほしかったの？それはわざわざこの映画にぶち込む必要はなかったでしょ。

何が面白いかもよくわからないけど、別に面白くなかったとも言い切れない。ただ言えるのは、この映画は子供向けでも大人向けでもない。この映画はこの映画に賞を与えてくれた審査員向けだったということ。