[コメント] 失われたものゝ伝説(1957/米=伊)
見え隠れする愛欲と、滲み出るような男どもの肉欲。聖人たらんとするプライドと、再生を賭けてた女の愛憎。無味乾燥な砂漠を背景に、三者三様の欲望が錯綜するさまがサスペンスフルで飽きさせない。いま少し人間描写が繊細であれば傑作になっていたかもしれない。
(ぽんしゅう)
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